瀬戸内寂聴 (著) 死を目前にした釈迦が生涯を回想しながら最後の旅路を進む。美しい情景が目の前に感じられる文章で、宗教小説というより文学小説という感じ。女性層たちの視点で語られる釈迦、アーナンダ像も興味深い。
美輪明宏 (著) 妹がとても良かったからと送ってくれた本。美輪さんといわれて「うーん」と思ったけど、食わず嫌いは駄目だなーと再考。肩の力を抜いて生きるヒントが沢山書かれていて共感。
ヘルマン・ヘッセ (著) 生に苦しみ出離を求めた主人公が苦行や富に溺れる生活を経て、全ての束縛から解き放たれ全てをあるがままに愛する悟りの境地に達するまでを描いている。文体に慣れるまで苦戦したが芸術的で心に染みる。読み終えた後は心が軽くなった。特に最後の場面に感動&何度も読み返してしまう。
ヘルマン・ヘッセ (著) 幼少期の大切な時期に詰めこみ式教育と規則ずくめの生活にがんじがらめにされ、疲れ果て、悩み苦しむハンスに遠い昔の学校時代を思い出し胸が締め付けられた。大人達のエゴという重い「車輪の下」にあえなく傷つく少年の心を描くヘッセの自叙伝的小説。
五木 寛之 (著), 塩野 七生 (著) 五木さんと塩野さんの本を数冊読んだ後、2人の対談と聞いて面白そうなので読んでみた。ローマを散策しながら人生の愉楽について語り合う。確固とした思想・スタイルを持つ2人が繰り広げるテンポの良い「おとな」の会話に、素敵に歳を重ねたいと思わせる本。
Betty Mahmoody (著) ミシガン州に住むベティは一人娘を連れ、医師である夫の里帰りに同行すべく革命後のテヘランに向かう。実家に着くと夫は別人になり、米国には戻らないと宣言する。1年以上軟禁状態の身だったベティが、死を覚悟で娘と国外脱出を試みる実話。話にのめりこんで日本往復の飛行機の中で完読してしまった。
菊田 まりこ (著) 妹からもらった絵本。大好きな飼い主のみき ちゃんを亡くしたシロの話。とても悲しくなるけ ど結末に救われます。挿絵も素敵。薄いので すぐに読み終えるけど、泣ける(TOT)。ボロー ニャ児童賞・特別賞受賞作品だそう。